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4月21日(月)晴れ こんにちはgenteelです。 来週の水曜日、水戸にベンジーが、SHERBETSがやってくる~! なんかこうケツでも出して踊り狂いたい気持ちですね。 僕がベンジーこと浅井健一の音楽に触れたのはいつだったか・・・ 確か20歳そこそこの時に、こちらのgenteel news #116に登場した THE 粗チンの「粗」であり、高校卒業後単身上京したT君に電話で 「ザ・ブランキー・ジェット・シティってバンドがヤバイよ。聞いてみ」 かなんか言われて、当時住んでいた勝田(現ひたちなか)の今は無き国道沿いのレンタル屋で「BANG!」を借りたのが最初だと思う。 しかしその頃の僕はといえば「やっぱロックは洋楽だよな」などという若者特有のザ・勘違い全開野郎で、中古・新品問わず懐古主義的な70'S・リアルな90'Sのイギリス・アメリカのバンドのCDを買い漁っていた(あえて80'Sはスルーしていた。なんか恥ずかしかった。今は大好きです)時期で、「ぶらんきいじぇっとしてぃ?なんか入墨いっぱいで気合入ってんなあ。ドスの効いた声でハードコアかあ?もしくはストレイ・キャッツのパクリ?」などとシレ~とのたまっていた。 だが実際聴いてみると、鼻にかかった、というか子供のような、というか声変わりしてないような男の人の綺麗な声と凶暴な静けさのベースと暴発寸前・感情剥き出しのドラムがそこにはあった。 その声、演奏は激しいんだけど、言葉で表すなら「純粋」って感じだった。 そしてその純粋な音楽は、洋楽にかぶれて日本のロックをこバカにしていた思い違いのクソ野郎の体内に中毒性を帯びて侵入して、グルグルといつまでも離れなかった。 「雰囲気やカッコつけ」ではなく心に響く音楽がそこにはあった。 その後、彼らがイカ天に出ていた事、名古屋出身な事、ドラムの中村達也は遠藤ミチロウのスターリンやヒカゲ率いるスタークラブで叩いていた事などを知った。 それから程無くして僕の部屋のCD棚にはTHE BLANKEY JET CITYというイカしたバンドのCDが「しょっちゅう聴くヤツ」のスペースに置かれた。 ベンジーの真似をしてREDWINGのSUEDEエンジニアブーツを履いたりした。 粗チンの「粗」T君の電話での一言でベンジーの歌声に出会ったのをキッカケに僕はまた再び日本のロックを聴くようになった。T君、ありがとう。 これは余談ですが、僕が以前shopで勤めていた時、一緒に働いていた後輩に 「平間さんは機嫌が悪いとブランキーを店でかける、ってある人に聞きました」 と言われました。 今だから言えますがそんな事は・・・・・あるかも知れません(笑) BGMでは無く、魂の音楽ってのは自分にとってのパワーの源、弱ったり悲しかったり怒ったりした時に本能が欲する音楽。もちろん楽しい時嬉しい時も。ベンジーの創る音楽は僕にとってそういうもの。それは依存だ!とか偏愛だ!とか言われそうですが、そうなんだからしょうがないっすねこれはもう(笑) このブログを読んでいる皆さんも自分にとってのそういう音楽ってありますよね・・・? 今回も超個人的な話でごめんなさい。 最後まで読んでくれてありがとうございます! 追伸 genteelでもしょっちゅうブランキー、シャーベッツ、ユダがかかりますが機嫌は良いですよ!ニコニコです(笑) 今週の水曜日(23日)はお休みです。 ヨロシクどうぞ。
by genteel
| 2008-04-21 18:47
| genteel news
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